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sweeepの請求書処理サービス「sweeep Invoice」、「弥生会計」や「freee会計」と連携

手入力作業の削減により経理業務の負担を大幅に軽減

 sweeep株式会社と弥生株式会社は27日、sweeepが提供する、受領した請求書の処理業務をAIによって効率化するクラウドサービス「sweeep Invoice」と、「弥生会計」をはじめとする弥生の会計ソフトウェアが連携開始したと発表した。また同時に、freee株式会社のクラウド型会計システム「freee会計」との連携も、sweeepとfreeeの両社から発表されている。

 sweeep Invoiceは、請求書の回収から仕訳・振込・保管など、経理が課題としていた業務を一気通貫で効率化できるクラウドサービス。オンライン回収機能やJIIMA認証取得の電子帳簿保存法対応機能などを備えており、コア会計業務の前後のフローをカバーできるため、会計システムでは対応できず、ユーザーが課題と感じていた周辺領域の効率化を支援可能という。

 今回の連携では、sweeep Invoiceから、弥生の会計ソフトウェアに取り込める仕訳データでのダウンロードが可能になる。この仕訳データを弥生の会計ソフトウェアにインポートすると、会計帳簿や決算書、レポートを自動で作成できるとのこと。

 なお連携可能な弥生側の製品は、「弥生会計 オンライン」「やよいの青色申告 オンライン」の両クラウドアプリケーションと、「弥生会計 23」「やよいの青色申告 23」の両デスクトップアプリケーションである。

 一方、freee会計との連携では、sweeep Invoiceに登録された取引データや請求書のファイルが、APIを使ってワンクリックでfreee会計に連携され、会計帳簿や決算書、レポートに反映される。これにより、手入力で仕訳や振込情報を登録する必要がなくなり、経理業務における一連のプロセスのデジタル化をシームレスに実現するとしている。