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トランスコスモス・デジタル・テクノロジー、プロセスマイニングツール「apromore」を活用した業務可視化サービスを提供
2022年10月27日 13:18
株式会社トランスコスモス・デジタル・テクノロジーは27日、プロセスマイニングツール「apromore」の国内独占販売契約を持つハートコア株式会社と販売代理店契約を締結し、apromoreの販売および業務可視化サービスの提供を開始したと発表した。
apromoreは、操作画面が直感的なデザインで設計されており、業務プロセス可視化・分析に特化し、他のツールと比較してシンプルな機能で構成されている点を特徴とし、専門的な知識なしで高い精度の業務可視化、課題の発見を可能とするプロセスマイニングツール。
トランスコスモス・デジタル・テクノロジーでは、DXや業務改善を推進するには、現状の業務可視化が不可欠だが、ヒアリングによる業務可視化は、ヒアリング担当者が現地へ赴き、業務担当者の時間を多く拘束するなど、負荷が高くなるといった課題があり、こうした課題に対しては、システムログを活用したプロセスマイニングによる、客観的かつ定量的な業務可視化が有効だと指摘。さらに、ヒアリングは必要最低限の実施で済むため、業務担当者の負担も軽減されるとしている。
一方で、プロセスマイニング煮関する情報が少ないことや、使いこなすのが難しいといった印象が強く、導入に踏み切る企業はまだ多くないのが現状だと指摘。こうした印象を持つ顧客にも分かりやすく、有効的にプロセスマイニングをビジネスで活用できるようにするため、apromoreの販売および業務可視化サービスの提供を開始するとしている。
業務可視化サービスにより、業務担当者へのヒアリング時間を必要最低限にすることで、負担を軽減。システム要件定義時の要件漏れを防ぎ、品質を向上させ、後戻りのリスクを減らす。組織とシステムを横断した、エンドツーエンドで業務プロセスを可視化することで、部分最適ではなく全体最適を実現。組織や製品、顧客など業務プロセスのパターンを可視化し、業務の標準化を実現する。
また、ファクトデータを用いた業務プロセスの可視化により、客観的な分析を行うことができ、的確な改善施策を講じることが可能。ボトルネックの解消や手戻りを軽減することより、サービス提供時間の短縮を実現する。変更、取り消しなどイレギュラーな業務の発生原因を特定し、改善することで、イレギュラーな業務に掛かるコストを削減する。
トランスコスモス・デジタル・テクノロジーでは、業務可視化の支援だけでなく、課題に合わせた最適な改善ソリューションの提供が可能で、業務可視化を入り口として、最新のテクノロジー技術を活用したソリューションの導入・運用支援、ソリューション導入後の効果測定まで一気通貫でサポートするとしている。