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インターコムのクラウド電話+ビジュアルIVRサービス「Hasso」、利用シーンに応じた2つのパッケージを提供

導入時の初期設定などを代行

 株式会社インターコムは29日、クラウド電話+ビジュアルIVRサービス「Hasso(ハッソ)」の新プランとして、「Hasso 在宅パック」「Hasso 無人受付パック」を同日より提供開始すると発表した。

 Hassoは、顧客接点を強化するクラウドサービス。音声応答(IVR)とSMS(ショートメッセージサービス)送信で顧客をWebサイトへと誘導し、24時間365日体制で問い合わせに対応できるようにする。また電話機能を標準搭載しており、会社宛てにかかってきた電話をPCやスマートフォンアプリで受信できるので、機会損失防止や顧客満足向上を実現するとした。

 新たに提供する2つのパックでは、初期設定やコールフロー(自動応答の流れ)作成などの作業をインターコムがすべて代行するため、利用企業は要件シートに運用方法を回答するだけで、手間をかけずにサービス開始を開始できるという。

 このうち「Hasso 在宅パック」は、テレワーク導入時などに、自宅PCやスマートフォンアプリで会社宛ての電話に対応できるようにするパッケージ。従業員同士の内線、保留、取り次ぎなど、オフィスの固定電話と同じような電話対応を実現するため、電話番出社の解消や在宅コールセンターの開設を支援できるとのこと。

 一方の「Hasso無人受付パック」は、顧客からの電話を音声応答(IVR)で受付するパッケージ。用件に合った専用Webサイトへの案内をSMSで行え、電話担当者を介さず、顧客自身で解決できるように誘導するとした。インターコムでは、こうして電話受付を自動化することによってコア業務の中断を防ぎ、生産性向上を実現できると、その効果を説明している。

 価格(税別)はいずれも、初期費用が2万円、設定代行費用が12万円、月額費用が2万円から。また有償オプションのメンテナンスオプションが年額2万5000円、教育オプションが6万円となっている。