ラクスのクラウド型販売管理システム「楽楽販売」、改正電子帳簿保存法への対応を支援する新オプションを提供

　株式会社ラクスは12日、クラウド型販売管理システム「楽楽販売」において、改正電子帳簿保存法への対応を支援する「電子帳簿保存法オプション」を提供開始したと発表した。

　楽楽販売は受発注管理、請求管理をはじめ、さまざまな販売管理業務を効率化できるクラウド型の販売管理システム。多様なデータを一元化してリアルタイムに情報共有可能なため、Excelやメールなどによる“アナログ管理”から発生するムダ、人的ミスを解消し、業務の効率化を実現するという。

　ラクスでは今回、この楽楽販売において、2022年1月の法改正により電子保存が義務化された、電子取引によって授受される書類データの電子保存要件対応を支援するため、新たに電子帳簿保存法オプションを提供開始した。同オプションでは、発行・受領した取引書類を電子保存要件（タイムスタンプ付与）に対応した状態で保存できるほか、編集／削除ができない専用データストレージにて長期保存を行えるとした。

　例えば請求業務において、楽楽販売で請求書を発行し、顧客へ請求書を送付すると、請求書ファイルにタイムスタンプを自動付与するとともに、その請求書を編集・削除ができない専用データストレージで保管できるようになるとのことだ。

　また税務査察対応では、日付・金額・取引先名などで検索して対象の書類を抽出し、それらの書類が改ざんされていないことを一括で検証できるとしている。