NRIセキュア、AIを活用してパブリッククラウドのセキュリティ運用を支援するサービスを提供

　NRIセキュアテクノロジーズ株式会社（以下、NRIセキュア）は8日、マネージドセキュリティサービス「SecurePROtecht」のラインアップに、ニューリジェンセキュリティ株式会社のクラウドセキュリティ運用支援サービス「Cloudscort」を利用して、パブリッククラウドのセキュリティ運用支援を行う「パブリッククラウドセキュリティマネージドサービス」を追加したと発表した。

　サービスでは、Amazon Web Services（AWS）とOracle Cloud Infrastructure（OCI）で提供される、Webアプリケーションファイアウォール（WAF）のユーザー企業を対象に、パブリッククラウド上に構築されたシステムの運用・監視の自動化・高度化を、Cloudscortを用いてセキュリティ運用の専門家が支援する。

　Cloudscortは、ネイティブ機能の運用を自動化することにより、企業のセキュリティ担当者やWebサイト管理者にかかる負荷を軽減し、サイバー攻撃による被害やシステム障害の未然防止と検知対応を実現するソリューション。AI（人工知能）によるデータ解析やオートメーション機能を備え、脅威インテリジェンスの活用プロセスである「収集・判断・対応」を人手に代わり自動で実施する。Cloudscortを導入することでネイティブ機能への脅威情報の取り込みや、ログおよびアラートを自動収集・分析して、セキュリティ上必要な対処を自動的に行うことを可能にする。

　さらに、セキュリティログ監視プランを利用すると、「セキュリティログ監視サービス（NeoSOC）」による24時間365日の監視体制が付帯し、セキュリティインシデントの早期発見と被害の局所化を実現する。

　パブリッククラウドセキュリティマネージドサービスの価格は、月額20万6800円（税込）から。

パブリッククラウドセキュリティマネージドサービスの全体像