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テクマトリックス、Java対応テスト自動化ツール「Jtest 2022.1」を販売開始

 テクマトリックス株式会社は24日、米Parasoftが開発したJava対応テスト自動化ツール「Jtest」の新版「Jtest 2022.1」を販売開始した。

 Jtestは、静的解析と単体テスト支援によって、Javaソースコードの品質可視化と単体テストの効率化をサポートするJava対応テスト自動化ツール。静的解析では、コーディングルール解析とフロー解析の2種類の解析方法により、ソースコードに潜む問題点を指摘する。コーディングルール解析では、2000個超のルールでソースコードを検証し、プログラム中の問題の未然防止や保守性の向上を支援する。フロー解析では、クラスやパッケージを横断する膨大な数の処理フローの中から、リソースリーク、セキュリティ脆弱性などのバグの可能性が潜む特定のフローを検出する。

 単体テスト支援では、Java単体テスト用オープンソースフレームワークであるJUnitで利用可能なテストテンプレートやモックを自動作成し、単体テストにかかる工数を削減する。さらに、Webブラウザー上でダッシュボード表示によるさまざまな情報提供が可能なレポーティング機能も備え、リモートワーク業務下においてもプロジェクトメンバー間で効率的なソースコードの品質レビューが行える環境を提供する。

 新バージョンでは、静的解析機能と単体テストアシスタント機能を強化した。静的解析機能では、CWE ver.4.6やCWE Top 25 2021(+On the Cusp)、OWASP Top 10 2021といった、セキュアなJavaプログラムを作成するためのコーディングルールが追加され、プログラムがセキュリティコンプライアンスに即しているかを、開発の早い段階から確認できるようになった。

 単体テストアシスタント機能では、テストスイート生成時にテストカバレッジの範囲を設定する機能が追加され、テストの目的に合わせたテストスイートの準備が行えるようになった。環境面では、Azure DevOpsやGitLabとの連携が強化され、それぞれの形式のレポート生成が可能になった。さらに、Jtestの公式コンテナイメージがDocker Hubに公開された。