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シャープ、省スペース・省エネのデジタル複合機「BP-70M90/BP-70M75」を発表

デジタル複合機「BP-70M90」(写真はオプション装着時)

 シャープ株式会社は18日、省スペース性と省エネ性能を兼ね備えたデジタル複合機「BP-70M90」「BP-70M75」を発表した。

 BP-70M90は毎分90枚、BP-70M75は毎分75枚の高速出力が可能で、「中とじ製本」や「折り仕上げ」などの仕上げ処理にも対応する。90枚機のBP-70M90は、従来機から約20%省スペース化するとともに、AC100V電源にも対応し、設置性を大きく向上した。

 環境に配慮した新開発の低温定着トナーの採用に加え、シャープが培ってきたさまざまな省エネ技術の搭載により、両機種ともに業界トップクラスのTEC値(標準的な消費電力)5を達成した。操作パネル部には、シャープ独自開発の可視光応答型光触媒を配合した、抗菌/抗ウイルスフィルムに採用した。

 セキュリティ面では、Bitdefenderのスキャンエンジンを利用したウイルス検知キット(別売オプション)も用意し、多様化する複合機へのセキュリティ攻撃や、複合機から接続機器へのウイルス拡散リスクを低減、オフィスのセキュリティを強化する。

 製品の価格(税別)は、BP-70M90が430万円、BP-70M75が335万円。発売日は9月15日。