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Microsoftが8月の月例パッチ公開、121件の脆弱性を修正

 日本マイクロソフト株式会社は10日、8月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。

 対象となるソフトウェアは、Windows、Office、Exchange Server、Microsoft .NET、Visual Studio、Azure-related software。また、Microsoft Edgeについては、月例の修正パッチとは別のタイミングでアップデートが行われている。

 これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるソフトウェアは、Windows(Windows 11/10/8.1、Windows Server 2022/2019/2016/2012 R2/2012)とVisual Studio。修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで121件で、うち最大深刻度が“緊急”のものが17件。

 今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、「Microsoft Windows Support Diagnostic Tool(MSDT)のリモートでコードが実行される脆弱性(CVE-2022-34713)」については、既に脆弱性の悪用が確認されているとして、マイクロソフトでは早急に更新プログラムを適用するよう呼びかけている。

 また、「Microsoftネットワークファイルシステムのリモートでコードが実行される脆弱性(CVE-2022-34715)」と「Windows Point-to-Point プロトコル(PPP)のリモートでコードが実行される脆弱性(CVE-2022-30133)」の2件の脆弱性については、現時点で悪用は確認されていないものの、CVSS基本値が9.8と高いスコアで、認証やユーザーの操作なしで悪用が可能な脆弱性であるため、早急なリスク評価とセキュリティ更新プログラムの適用を推奨するとしている。