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日本IBM、ウォルターズ・クルワーの経営管理ソフトウェア「CCH Tagetik」を提供

顧客企業の経営管理領域における課題解決などを支援

 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は8日、ウォルターズ・クルワーグループのTagetik Japan株式会社と、経営管理ソフトウェア「CCH Tagetik」のリセラー契約を締結したと発表した。日本IBMではCCH Tagetikの提供を通じて、顧客企業の経営管理領域における課題解決、多様な分析・管理ニーズの実現を支援するという。

 CCH Tagetikは、財務情報と各業務部門のデータを連動させ、連結管理、予算管理、レポーティングと分析、開示/報告、コンプライアンスの各プロセスを高度化する統合経営管理プラットフォーム。グループ経営層、経理・財務部門から事業部門や現場まで、あらゆるレベルでの予算・実績管理、連結決算、報告・開示をカバーできるという。

 また外部システムとの高い親和性と拡張性、データハブとしての役割も包含しているため、経営管理に要するプロセスを効率化可能なほか、意思決定に資する情報の迅速な提供を実現するとのこと。

 提供形態としては、オンプレミス型とSaaS型が用意されており、ニーズに合わせて導入形態を選択できる。

 日本IBMでは、グローバル企業として変革を遂げてきたIBMの経験を強みとして、さまざまな業界の企業の業務・システム変革を支援してきた実績を持ち、構想策定から業務設計、システム構築、業務移行、運用保守まで、エンドトゥエンドで顧客企業の改革を支援するサービスを提供している。

 今後は、今回のパートナーシップにより、日本IBMが経営管理領域の変革支援実績で培ってきた業務変革、システム導入およびプロジェクトマネジメントのソリューション、ナレッジと、豊富な標準機能と柔軟性を併せ持つCCH Tagetikを融合することで、顧客企業の経営管理領域における変革の実現を支援するとした。