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NRIセキュア、工場の制御システムのセキュリティを可視化・監視するマネージドサービスを提供

 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下、NRIセキュア)は4日、工場の設備などを制御・運用するためのシステム(OT/IoT)のセキュリティを可視化・監視する「マネージドNDR(Nozomi Networks for OT/IoT)」サービスの提供を開始した。

 サービスでは、スイスNozomi NetworksのOT/IoT向けセキュリティソリューション「Nozomi Guardian」を用いて、工場システムの可視化や異常検知、分析、トリアージ(インシデント対応の優先順位付け)から、設定のチューニング、保守サポートまでをワンストップで提供し、工場システムのセキュリティ強化を支援する。

 工場システムの稼働に影響を与えない形で、Nozomi Guardianを監視対象の工場ネットワークに導入し、工場システムの設備や端末等を可視化した上で、異常が起きていないかどうかをNRIセキュアが24時間365日体制で監視する。サイバー攻撃やOT/IoTの異常を検知した際には、NRIセキュアのアナリストが導入企業の担当者に通知して対応を支援する。

「マネージドNDR(Nozomi Networks for OT/IoT)」サービス提供イメージ

 Nozomi Guardianは、OT/IoTの可視化・異常検知を行うソリューションとして、国内外の幅広い産業分野で利用されており、異常検知を行う上では、Nozomi Guardian導入後のアラート監視と運用が重要となる。

 NRIセキュアは、OT/IoTデバイス・システムに対するペネトレーションテストを行ってきた実績に基づく技術力や、工場を対象とするサイバーセキュリティ対策のコンサルティングで培ったOT現場への知見、25年以上のマネージドセキュリティサービスの提供実績がある。これらの技術力とノウハウを生かして、ワンストップでサービス提供することで、顧客の負担なく、セキュリティインシデント(事故・事案)を早期に発見し、工場の操業停止等のリスクを低減するとしている。