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リコー、A0/A1判対応デジタルフルカラー複合機「RICOH IM CW2200/CW2200H/CW1200/CW1200H」を発表

 株式会社リコーは26日、A0/A1判対応デジタルフルカラー複合機の新製品として、「RICOH IM CW2200/CW2200H/CW1200/CW1200H」の2機種4モデルを8月2日に発売すると発表した。

 新製品は、2016年2月発売の「RICOH MP CW2201 SP/CW2201H SP/CW1201 SP/CW1201H SP」の後継商品に位置付けられる製品で、A3複合機などのオフィス機共通で使われている10.1インチ大型フルカラータッチパネルの新「MultiLink-Panel」を搭載。タブレット端末やスマートフォンと同様に直感的に操作ができ、A3複合機と同様の操作感で利用できる。

 また、ロール紙自動給紙に対応し、ロール紙をセットしたペーパーホルダーを給紙部にセットしてタッチパネルを操作するだけで、給紙が自動で完了する。さらに、簡単な操作で設定可能な2種類の排紙バスケットを採用し、出力用紙の排紙を行う排紙部として、A1ヨコまで排紙可能な「標準モード」と、A0/A1タテなどの大きなサイズに対応する「A0/A1スタックモード」を搭載した。

 性能面では、スキャナーの読み取り速度を向上し、フルカラースキャン速度は従来機と比較して約1.3倍となり、A1タテの読み込み時でモノクロは1枚10.0秒、フルカラーは1枚28.3秒の高速スキャンを実現した。

 また、コピー/スキャナーで読み取った最大A1ヨコまでの原稿用紙を、本体上部の原稿スタッカーに10枚まで積載が可能となり、連続してコピー/スキャナーの読み取りが可能となった。長尺印刷についても強化し、従来機では最大15mまでの長尺印刷が、33mまで対応可能となった。

 製品の価格(税別)は、最大出力サイズがA0判の「RICOH IM CW2200」が189万円、5年間保守サービス付きの「RICOH IM CW2200H」が199万円。最大出力サイズがA1判の「RICOH IM CW1200」が169万円、5年間保守サービス付きの「RICOH IM CW1200H」が179万円。

RICOH IM CW2200