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両備システムズ、kintone連携サービス「Bokフォーム」「Bok帳票」をサイボウズの無料キャンペーン参加自治体に無償提供するキャンペーン

 株式会社両備システムズは25日、サイボウズ株式会社が提供する「kintone」で作成した業務アプリと連携可能なWebフォームサービス(以下、Bokフォーム)と帳票作成サービス(以下、Bok帳票)を、サイボウズの無料キャンペーン「全国の自治体まるごとDXキントーン1年間無料キャンペーン」の対象となる自治体へ、2022年8月1日から10カ月間、無償提供するキャンペーンを開始すると発表した。

 政府が掲げるデジタル田園都市国家構想の実現に向けて、デジタル基盤整備の観点から、自治体職員と住民とのデジタルを活用した行政手続きの接点となるサービスへ高い関心が寄せられているが、各自治体においては、情報セキュリティポリシーやネットワークの安全性確保の観点から、LGWAN環境ではkintoneと連携するWebフォーム作成サービスや帳票作成サービスを利用できないという課題があったという。

 両備システムズでは、自治体職員が通常業務で利用しているLGWAN接続端末から、端末を切り替えることなく、必要な業務システムを自ら迅速かつ低コストで開発することを可能とするローコードツールとして、kintoneと連携するWebフォームサービス「Bokフォーム」と、帳票作成サービス「Bok帳票」を提供している。今回、自治体におけるkintoneの業務利活用およびDXの促進を支援することにつながると考え、無償キャンペーンを提供するとしている。

 キャンペーン対象サービスは、帳票作成サービス「Bok帳票」とWebフォームサービス「Bokフォーム」で、LGWAN環境でkintoneを利用する場合、「R-Cloud Proxy for kintone」の契約が別途必要となる。

 両備システムズでは、kintoneと同社サービスとの併用により、kintoneの業務利活用の幅を広げ、さらなる自治体DXの推進を目指すとしている。