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TISが「予測型経営DXサービス」を強化、予測を業務に生かす「予予分析業務テンプレート」を提供

 TIS株式会社は14日、製造業向けクラウドサービス「予測型経営DXサービス」に、予測を業務に生かす「予予分析業務テンプレート」を追加すると発表した。

 予測型経営DXサービスは、AIによる将来予測を基にした意思決定により、経営高度化を促進するサービス。景気動向、市場動向といった、企業の業績に影響を与える社外データなどの多種多様なデータを収集・蓄積し、社内データと掛け合わせて将来の予測分析を行えるという。

 今回追加された予予分析業務テンプレートでは、従来型の予実分析だけでなく、計画と予測の差異分析を行う予予分析に対応するための「標準的な業務プロセス」と、データモデルや分析レポート等の「事前定義済みコンテンツ」を、一気通貫の業務テンプレートとして提供。実績値の把握前に対象製品やその製品に影響を与える指標の変化・兆候を把握し、分析できるので、より意味のあるアクションへつなげられるとした。

標準業務プロセスの例

 例えば、当月の変動要因のギャップと、その影響による将来の予測値を可視化することで、変動要因に関するアクション検討を促進するとのこと。

分析アウトプットイメージ

 TISでは、予測型経営を志向し、客観的なデータに基づいた意思決定やビジネス環境の変化への迅速な対応、財務・非財務データの統合など、経営へのデータ利活用に課題感を持つ企業の経営企画・事業組織責任者に向けて、この予予分析業務テンプレートを展開していく考えだ。