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ワークスのグループウェア「ArielAirOne」、Microsoft TeamsやOutlookとのAPI連携に対応

 株式会社ワークスアプリケーションズは24日、グループ会社の株式会社ワークスアプリケーションズ・エンタープライズが提供する大手企業向けグループウェア「ArielAirOne Enterprise」(以下、ArielAirOne)が、Microsoft TeamsおよびMicrosoft OutlookとのAPI連携に7月1日より対応すると発表した。

 ArielAirOneは、グループウェア「ArielAirOne Portal」と、ワークフロー・開発ツール「ArielAirOne Framework」を組み合わせたライセンス製品。日本企業の複雑なワークフローや画面設定にも対応した、全社の情報基盤共有として利用できるという。

 今回はこのArielAirOneがMicrosoft Teamsのチャット機能、オンライン会議機能、さらにはOutlookとの連携機能を搭載した。

 Microsoft Teamsのチャット機能との連携では、ArielAirOneに登録された会議予定やワークフロー承認依頼等の情報が、Microsoft Teamsのチャット上でも通知されるようになる。これにより、複数のシステムを往来することなくリアルタイムで情報確認を行えるようになるため、複数システムを巡回する煩わしさを解消するとのこと。

 またMicrosoft Teamsのオンライン会議との連携では、ArielAirOne上で打ち合わせの登録をする際に、Microsoft Teamsのオンライン会議URLを同時に発行可能となり、一度の作業で会議を登録できる。会議登録後は、オンライン会議URLがArielAirOneのスケジュール内に掲載されるので、参加者は自身のスケジュールからオンライン会議に参加可能だ。

 一方のOutlookでは、カレンダー機能との連携対応を行っており、ArielAirOneのスケジュール予定をOutlookと同期できるようになる。例えば、副業や家事育児の予定をOutlookに、本業のスケジュールをArielAirOneにそれぞれ登録し、双方のデータを連携すると、ユーザーは一つのカレンダーで自身のすべての予定が確認できるようになるとしている。