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ユビキタスAI、エッジデバイス上のアプリケーションを一元管理する「Avassa Control Tower」を提供

 株式会社ユビキタスAIコーポレーション(以下、ユビキタスAI)は14日、スウェーデンのAvassa Systems(以下、Avassa)が開発した、エッジデバイス上にあるアプリケーションの一元的なライフサイクル管理を可能にするプラットフォーム「Avassa Control Tower」を提供開始した。

 Avassa Control Towerは、エッジデバイス上のアプリケーションについて、デプロイ、アップグレード、モニタリングなどの一元管理を可能にするプラットフォーム。DevOpsの思想に基づき「アプリケーションの仕様」を開発者が定義し、「デプロイの仕様」をエンジニアが定義することで、ライフサイクル管理の最適化が実現できる。

Avassa Control Tower使用イメージ

 エッジデバイスに直接アプリケーションをデプロイすることで、デバイスの設定、機密情報、証明書、テナントの設定、イメージファイルなどが、正しい場所にインストールされたかを確認できる。各エッジデバイスに組み込まれたAvassa Control Towerのアプリケーションサービスが、インストール、設定、アップグレードなどを自動的に処理するため、エッジデバイスごとの個別対応が不要となる。

 証明書、資格、アプリケーションの非公開情報など、分散した機密情報の一元管理を実現し、非常時にはテナント、サイト、またはホスト単位で通信をブロックするワンストップオペレーションが可能となる。

 多くの機器上のアプリケーション管理を、遠隔から一元的に行えるため、通信キャリアやスマート工場、防災システム、小売業の在庫管理システムなどの分野で高い効果が期待できるとしている。