ニュース

ブイキューブ、自治体の災害対策などを支援する地図システム「V-CUBE コミュニケーションマップ」

 株式会社ブイキューブは、自治体の災害対策などを支援する事案管理地図システム「V-CUBE コミュニケーションマップ」を、7月より提供開始すると発表した。このソリューションを利用することにより、紙の地図の上に透明フィルムを張って書き込んだり、付せんを貼り付けたりして事案対応してきた従来のやり方をあらため、デジタル地図上で効率的な事案対応を行えるようになるとしている。

 「V-CUBE コミュニケーションマップ」は、あらゆる情報を地図上で俯瞰(ふかん)・管理できるようにするシステム。「V-CUBE Board」や「V-CUBE コラボレーション」といった情報共有プラットフォーム上で機能するソフトウェアとして提供され、複数拠点で同時に起きている事案とそれらにひも付くコミュニケーションを、1つの地図上にまとめて表示することにより、有事の際などに必要となる、リアルタイムの強固なコミュニケーションを支援するという。

 従来の地図を使った災害対策システムとブイキューブのオンラインコミュニケーションの強みを融合している点が特徴で、地図にすべての情報を集約して表示することにより、複数の事案を視覚的にオペレーションできるようにしている。

 具体的には、写真や動画、テキストメモなどをモバイル端末からアップロードし、現場の状況や進捗をいち早く本部に伝えられるほか、人員や車両などの現場対応リソースを、事案にひも付けて管理でき、出動要請などの指示も画面内で行えるとした。

 なお、V-CUBE Board上で利用する場合は、その他の情報とならべて複数名で同時に確認できるため、より俯瞰した視点での活用が可能。またV-CUBE コラボレーションと連携すると、地図上に表示されている拠点や現場の担当者を直接呼び出し、リアルタイムに必要なコミュニケーションが取れるとしている。

利用イメージ