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キヤノン、暗所撮影性能を向上したネットワークカメラ6機種を発表
2022年5月20日 08:00
キヤノンは19日、低照度性能や広いダイナミックレンジを実現したネットワークカメラの新製品として、高性能PTZ（パン、チルト、ズーム機能）モデル「VB-H47／VB-M46」および、屋内・屋外小型モデル「VB-S32VE／VB-S32D／VB-S820D／VB-S920F」の計6機種を、5月下旬から順次発売すると発表した。
新製品の6機種はいずれも、新たな高感度CMOSセンサーとキヤノン独自の光学技術により、最低被写体照度の向上を実現。中でも、VB-H47／VB-M46のカラー撮影における最低被写体照度は、従来機種の0.05ルクスから0.02ルクスに向上。星明かり程度の暗い環境下においても、ノイズの少ない映像で細部までクリアに認識でき、夜間警備などで効果を発揮する。
また、6機種はいずれも新エンジンを採用し、配信可能な映像のフレームレートが従来の30fpsから最大60fpsに向上。動画圧縮規格「H.265」「H.264 Highプロファイル」にも新たに対応し、高画質な映像もデータ容量を抑えて配信する。広いダイナミックレンジを実現し、明暗差の大きい建物の出入り口などでも、黒つぶれや白とびを抑えた鮮明な映像を撮影できる。
製品の価格はいずれもオープン。発売日は、VB-H47／VB-M46／VB-S32VE／VB-S32Dが8月下旬、VB-S820D／VB-S920Fが5月下旬。
