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キヤノン、低照度性能を向上させたモデルなどネットワークカメラ9機種を発表

キヤノン、低照度性能を向上させたモデルなどネットワークカメラ9機種を発表 VB-H45 / VB-M44(シルバー)
VB-H45 / VB-M44(シルバー)

 キヤノンは、ネットワークカメラの新製品9機種を11月上旬より順次発売する。

 新製品は、光学20倍ズームレンズを搭載し、低照度性能を向上させた「VB-H45」「VB-M44」のほか、小型シリーズとしてパン・チルトが可能なドーム型「VB-S30D Mk II」「VB-S31D Mk II」、固定ドーム型「VB-S800D Mk II」「VB-S805D Mk II」、固定ボックス型「VB-S900F Mk II」「VB-S905F Mk II」、ズームレンズ搭載ボックス型「VB-H730F Mk II」の9機種。

 「VB-H45」「VB-M44」は、高感度CMOSセンサーの搭載により、カラー撮影における最低被写体照度が従来機種の0.4ルクスから0.05ルクスへと大幅に向上。日中だけでなく夜間の撮影でも、ノイズの少ない映像で、細部までクリアに認識することができ、夜間警備などに威力を発揮する。

 また、新製品9機種は、さまざまな用途に対応する最新のソフトウエアを搭載。モニタリングのシーンに合わせ、「動き優先」「高感度」「データサイズ低減」から選択するだけで、シャッタースピードや露出など複数の設定項目の値が一括で切り替わる「簡単カメラ設定」機能を備える。

 立ち入り禁止エリアへの侵入やカメラへのいたずらなどを検知する8種類の「インテリジェント機能」も標準搭載し、状況の変化を検知してメールでの通報やメモリーカードへの映像の記録ができる。さらに、PCに加えてスマートフォン、タブレットからモニタリングや、録画の開始・停止、スナップショット撮影などのカメラ操作が可能な「モバイルカメラビューワー」機能にも対応する。

 価格(税別)は、VB-H45が25万8000円、VB-M44が21万8000円、VB-S30D Mk IIが9万9800円、VB-S31D Mk IIが8万9800円、VB-S800D Mk IIが7万4800円、VB-S805D Mk IIが5万9800円、VB-S900F Mk IIが7万4800円、VB-S905F Mk IIが5万4800円、VB-H730F Mk IIが15万8000円。発売日はいずれも11月上旬。