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Kore.ai、対話型AIプラットフォームとコンタクトセンターソリューションの最新版を提供開始

 Kore.ai Japan合同会社(以下、Kore.ai)は16日、対話型AIプラットフォームの最新版「Kore.ai Virtual Assistant Platform 9.0」と、コンタクトセンターソリューションの最新版「SmartAssist 2.0」の提供開始を発表した。

 Kore.ai Virtual Assistant Platformは、独自の3つのエンジンを組み合わせた自然言語処理により、人と会話をしているような形で高度な問い合わせ対応やアクションを実現するプラットフォーム。ローコード/ノーコードの開発環境により、比較的簡単にバーチャルアシスタントを構築・運用することが可能。テキストと音声の両方に対応し、追加費用なく30以上の外部チャネルと接続できる。

 今回のリリースでは、ビジネス部門などの対話設計者とIT部門等の開発者が、シームレスに連携して共同でダイアログを作成できる「Conversation Dialog Builder(対話駆動型ダイアログビルダー)」、人が介在するワークフローを含む包括的なビジネスプロセスを対話型AIにより遂行する「Process Apps(プロセスアプリ)」などの新機能と、機能向上を実現した。

 また、新たにKore.ai Virtual Assistant Platformで実行可能なボットを提供するオンラインマーケットプレイスも開設した。

 SmartAssistは、Kore.ai Virtual Assistant Platformを基盤に、対話型IVR(自動音声応答システム)やバーチャルアシスタント、コールデフレクションを組み合わせることで、インバウンドのカスタマーサービスコールにおけるエンドツーエンドのコール自動化を実現するソリューション。

 今回リリースの最新版では、最大80%のコールとチャットを自動化する機能や、エージェントが対話を管理するためのワンストップコンソールとなるAgent Desktopコンソールなどの機能を強化。また、企業のニーズに応じて、必要なモジュールだけを導入して既存のテレフォニーシステムを補完することも、包括的なスタンドアロンのコンタクトセンターソリューションとして導入することも可能となる。