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アイロバ、組織のセキュリティ対策状況を調査し定量的に評価するサービスを提供

 株式会社アイロバは11日、米SecurityScorecardと提携し、企業のセキュリティ対策状況を可視化する「セキュリティ リスク レイティング サービス」を提供開始したと発表した。

 「セキュリティ リスク レイティング サービス」は、企業などの組織のシステムを調査し、サイバー攻撃による侵害の可能性と相関性のあるスコアを定量的に提示するSaaS型サービス。利用企業のシステムに負荷をかけることなく、インターネット上から非侵入で収集できる情報に基づいて分析を行う。

 具体的には、10個のカテゴリにおいて、収集した脅威情報を元にA~D/Fの5段階および100点満点でリスクの状態を定量化し、外部から見た対象組織のセキュリティ態勢の総合評価を算出する。レポートは日本語にて提示され、検出されたセキュリティ上の課題を確認可能だ。

 アイロバでは、このサービスを利用して企業が自社やグループのセキュリティリスクを把握すれば、セキュリティ対策への効率的な投資を行えるようになるほか、経営陣向けのレポートに活用したり、ベンダーが取引先のセキュリティリスクを把握したりすることなども可能になると説明している。