シトリックス、仮想デスクトップ「Citrix DaaS」の新たな導入オプションを提供

　シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社（以下、シトリックス）は25日、仮想デスクトップソリューション「Citrix DaaS（旧称：Citrix Virtual Apps and Desktops Service）」について、導入オプションとなる「Hybrid DaaS」「DaaS for Hyperscalers」の提供を開始した。

　Citrix DaaSは、任意のクラウドサービスやデータセンターを通じて、仮想デスクトップ環境の提供を可能にするソリューション。Microsoft AzureまたはGoogle Cloud向けのマネージドDaaSソリューション「Citrix DaaS Standard」や、現在の環境にDaaSを追加して、オンプレミスのワークロードとともにクラウドデスクトップを管理する「Citrix DaaS Advanced Plus」などのプランを提供する。

　新たな導入オプションのHybrid DaaSは、オンプレミスとクラウド環境を一緒に管理できる最大限の柔軟性と、迅速なプロビジョニング、合理的なクラウド管理、ハイブリッドワークソリューションを実現する包括的なツールを提供する。

　また、DaaS for Hyperscalersは、シンプルに設計されたターンキーソリューションにより、Microsoft AzureやGoogle Cloudなどのパブリッククラウド上にアプリケーションやデスクトップを迅速に展開することを可能にする。

　Citrixでは、安全なリモートデスクトップを提供するために、これまで多くのユーザーがCitrixを活用していると説明。今回、Citrix DaaSの導入オプションを拡大することで、ハイブリッドワークへの移行を加速するとしている。