GMOリサーチ、「Tableau」によるアンケートデータの可視化サービスを提供

　GMOリサーチ株式会社は7日、分析プラットフォームの「Tableau」による、定点調査など長期間にわたるアンケート調査のデータを可視化するサービスを提供開始した。

　サービスは、Tableauでダッシュボードを作成し、長期間にわたるアンケート調査のデータを、数表ではなく直感的に理解しやすいグラフに可視化し、焦点を絞った可変可能なグラフとして提供する。

　GMOリサーチでは、長期間にわたるアンケート調査を実施した場合、収集されるデータは膨大な量となり、データ集計やレポート作成、切り口の変更による新たな作業の発生など、分析に取り掛かる前の段階で、多くの時間と労力が消費されていたと説明。サービスにより、データを可視化して提供することで、顧客は時間と労力を作業から分析に振り分けられるとしている。

　データ全体はグラフとして表示するとともに、比較しやすくレイアウトされたダッシュボード機能が付いており、ダッシュボードを確認しながら簡単なマウス操作をすることにより、確認したいデータのみを抽出し、焦点を絞ったデータのみを可視化できる。

　集計軸の切り替えも簡単なマウス操作で実行でき、集計軸を切り替えた結果は即時に反映され、新たにグラフが表示される。そのため、データを別角度からスピーディーに確認・分析できる。

　ブラウザー上で複数人同時にデータを確認でき、データのピックアップや集計軸の変更は個々人で別々に操作することも可能。同時に並行して、さまざまな角度からデータを確認・分析できる。

　サービスの料金（税別）は、初期費用がセットアップ費用16万円。オンライン版納品の場合は、別途専用アカウント費用が必要。更新費用は月額5万円。