凸版印刷、流通小売向け販促支援クラウドサービス「PROMO CORE for cloud」提供

　凸版印刷株式会社は4日、クラウド型の流通小売向け販促支援サービス「PROMO CORE for cloud」を提供開始すると発表した。

　凸版印刷では流通小売業向けに、チラシやPOPを始めとする販促情報、取扱商品の情報など、販促に必要な情報を一元管理できるデータベース「PROMO CORE（プロモコア）」を提供している。

　今回発表されたPROMO CORE for cloudは、このPROMO COREを迅速に導入可能なクラウドシステム。凸版印刷がシステム保守・運用を一括で提供するため、導入企業側でのソフトウェアのアップデートやセキュリティ対策などは不要となっており、幅広い流通小売業の販促業務の効率化を支援できるという。

　なおPROMO CORE for cloudとPROMO COREでは、これまでの販促実績とSNSでの口コミ情報などを一元管理でき、販売計画を立てる段階での予測精度を向上可能。また、販促活動に用いた原稿データ情報を一元的に管理・活用できるので、制作時における情報認識の食い違いを防ぎ、無駄やミスを削減可能になるとした。

　さらに、凸版印刷が2021年より提供する販促サービス「未来のチラシ」と組み合わせれば、価格以外での訴求点づくりや、消費者属性に合わせた販促活動を簡単に実施できるとしている。

　凸版印刷では、幅広い地域の流通小売業向けにPROMO CORER for cloudを展開し、2025年までに80社への導入を目指す。