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SB C&S、DevOps実現に向けた組織対応力を高める短期体験パッケージ「DevOps-ABC」を提供

 SB C&S株式会社は1日、DevOps実現のために必要な、ITの変化への組織対応力(アジリティ)を高める短期体験パッケージ「DevOps-ABC」の提供を開始した。

 DevOps-ABCは、「DevOps Agile BootCamp」の略称で、SB C&Sとヴイエムウェア株式会社が企画し、両社と株式会社カサレアル、株式会社ITプレナーズジャパン・アジアパシフィックの4社で共同開発した教育プログラム。DXに必要なカルチャーや開発プロセスのABC(基礎)を学び、参加するIT開発者と運用者の相互理解を深めることができる。

 ソフトウェアの自社開発を考えるユーザー企業をはじめ、企業のDXを推進する役職者や企業に常駐するアプリケーションベンダーなど、関係する複数の部門を対象として、知識や技術の提供だけではなく、疑似体験を通じて企業が変革を起こすための、気付きの機会を提供すると説明。また、DevOps-ABCを組織全体で受講することで、企業が独自にアジャイル開発を進めるために必要な、「People(組織・人材)」「Process(業務の仕組み・手法)」「Technology(技術)」を部門横断で相互認識することができ、本格的な組織体制づくりのきっかけになるとしている。

 さらに受講後には、次世代型の企業へと変革を加速するためのサポートとして、ヴイエムウェアが提供するプラットフォーム「VMware Tanzuポートフォリオ」の利用促進と、DevOpsやアジャイルなどを活用したアプリケーション開発実践プログラム「VMware Tanzu Labs」へのスムーズなステップアップが可能としている。

 教育プログラムは5日間の構成で、ビジネス・開発・運用といった組織間の連携を疑似的に体験する。参考価格は、5日間10人セットで330万円(税込)。