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サイバーリーズン、Google Cloudと共同開発したAI駆動型XDR「Cybereason XDR」を2022年夏に国内提供へ

 サイバーリーズン・ジャパン株式会社(以下、サイバーリーズン)は28日、Google Cloudと共同開発したAI駆動型XDR(Extended Detection and Response)ソリューション「Cybereason XDR powered by Google Chronicle」(以下、Cybereason XDR)を、2022年夏より日本の企業・組織向けに提供開始すると発表した。

 「Cybereason XDR」は、サイバーリーズンがGoogle Cloudと共同で開発したAI駆動型XDR。エンドポイントのログデータのみならず、さまざまなIT環境からの膨大な量のデータをGoogle Chronicleで集約・正規化することにより、攻撃対象領域の保護をCybereason XDRのプラットフォームで一元化し、効率的かつ強固にIT環境を防御できるという。データの取得対象は、IDaaSやクラウド、ネットワーク、CASB/SASEなどへ順次拡張される予定だ。

 また、Cybereason XDRで一元化した広範囲に渡るデータは自動で相関解析され、組織全体にわたる攻撃の全体像を可視化できるので、煩雑なログ解析作業が短縮されるとのこと。

 さらに、単一プラットフォーム上で組織内部の情報資産を多面的に監視し、すべての攻撃アクティビティが直感的に視覚化される点も特長。管理画面にて、関連付けられた情報を把握できるので、調査時間の短縮を実現するとしている。

 なおサイバーリーズンでは、「Cybereason XDR」を共同開発し、製品を提供するためにGoogle Cloudと戦略的パートナーシップを締結した。XDR環境がGoogle Chronicleに内蔵されることにより、Google Chronicleと連携している他のソリューションとシームレスに組み合わせられるとのことだ。