ニュース

デル・テクノロジーズ、エントリークラスのSAN/DAS向けストレージ「PowerVault ME5」

 デル・テクノロジーズ株式会社は9日、エントリークラスのストレージ製品群「Dell PowerVault ME5シリーズ」を発表した。価格は231万円(税別)から。

 PowerVault ME5は、SAN/DAS向けに最適化されている目的特化型ストレージ。既存製品「PwerVault ME4」の後継製品で、2倍のパフォーマンス、スループット、容量、メモリを提供でき、データの増加ペースに合わせた成長、運用環境の簡素化、より新しく価値の高いワークロードのサポート、より迅速なビジネス成果の提供など、中堅・中小企業(SMB)が直面している幅広い課題に対応するという。

 またPowerVault ME5では、従来同様、管理ツール「PowerVault Manager」によって全体的な管理を簡素化できる点も特徴で、GUIによる直感的な管理に加えて、Redfish/Swordfish RESTまたはCLI APIによるスクリプティングもサポートした。

 さらに、Open Management Enterprise(OME)フレームワークでもサポートされているので、特に、データセンター内でデル・テクノロジーズのネットワーク、サーバー、その他のインフラ製品とともに利用されている場合に特に有効としている。

 このほか、サポートサービス「Dell ProSupport Services for PowerVault ME5」を利用する場合は、クラウドベースのAIOPs「CloudIQ」を追加費用なしで利用可能。テレメトリー、マシンラーニング(機械学習)、他のアルゴリズムを活用して、アレイの稼働状況や修復のアドバイス、異常、容量予測、再利用可能なストレージをはじめ、幅広い通知および予測分析情報を提供するとのこと。

PowerVault ME5