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インフィニコ、DHCP/RADIUS仮想アプライアンスのAWS EC2対応版を発売

 株式会社インフィニコは1日、仮想アプライアンス「NetNebulas-VA」シリーズの動作基盤に、Amazon Web Services(AWS)環境を追加した。

 NetNebulas-VAシリーズは、VMware vSphereやMicrosoft Hyper-V環境で動作する、DHCP/RADIUS仮想アプライアンス。ハイエンド物理アプライアンスと同等のパフォーマンスを備え、10万IP(DHCP)、10万ユーザー(RADIUS)など大規模システムにも対応する。

 インフィニコでは、クラウド化やサーバー仮想化の進展により、システム管理部門からは導入・運用コストを抑えて利用可能となる仮想アプライアンスの要求が増加しており、資産圧縮や災害対策としてのDR運用においても、仮想アプライアンスの要望が多く寄せられていると説明。こうしたニーズへの対応として、対応基盤としてAWS EC2ネイティブ環境を追加した仮想アプライアンスの製品を発売するとしている。

 製品の価格は、DHCP仮想アプライアンスが年額92万4000円(3万IP版)から、RADIUS仮想アプライアンスが年額80万2000円(5000ユーザー版)から。テクニカルサポートを含む期間ライセンス契約で、ユーザー増に合わせたライセンスアップグレードにも対応する。