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キンドリルとソルクシーズ、金融業界向けデジタル変革サービスで協業を開始

 キンドリルジャパン株式会社(以下、キンドリル)と株式会社ソルクシーズは15日、顧客のデジタル変革を支えるIT領域において協業していくと発表した。両社は第一弾として、金融業界向けのサービスで協業を開始する。

 キンドリルは、IBMのグローバルテクノロジーサービス(GTS)事業におけるマネージド・インフラストラクチャー・サービス部門を分社化し、2021年に設立された企業。ITインフラを設計、構築、管理、モダナイズしてきた知見やスキルと、グローバル展開やメインフレーム活用の実績があり、エコパートナーを拡充することでアライアンスによる新たなビジネスモデルの創出を推進している。

 ソルクシーズは、受託開発を中心に、ミッションクリティカルな企業のシステムを支え、特にクレジットや銀行、証券などの金融系を中心に、ワンストップで構築・運用している実績があり、それらを背景に顧客のDXを推進している。

 両社は、それぞれが持つ実行力や経験を活用して、共同でITシステムの構築運用サービスや、金融業界向けのDX推進サービスを提供するよう検討する。

 協業では、顧客のデジタル変革に向けて、アプリケーションやITインフラを構築するためのIT資源、要員、DX推進サービスを共同で提供することにより、開発から運用・保守までをシームレスに支援できるとともに、効率よく最適な配置で提供することを目指すと説明。また、両社共同のITインフラとしてデジタルサービスプラットフォームを構築し、実績のあるソルクシーズの金融業向け業務アプリケーションを、サービスとして提供することも検討するとしている。