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サクサ、サイバーを保険した中堅・中小企業向けUTM「SS6000」を販売

「SS6000」シリーズ

 サクサ株式会社は8日、中堅・中小企業向けサイバー保険付きUTM「SS6000」シリーズを、2月22日に発売すると発表した。

 SS6000シリーズは、ウイルス対策やWebフィルタリングなどのセキュリティ機能を提供するUTM(統合脅威管理アプライアンス)。ウイルス対策およびスパム対策にはKasperskyのエンジンを採用し、Webフィルタリングにはアルプスシステムインテグレーション(ALSI)のエンジンを採用する。

 また、製品にアプリケーションをバンドルする「αシリーズ」では、リモートVPNのアプリケーション「リモートコネクト」と、ESETのエンドポイントセキュリティ「ESET PROTECTソリューション」をセットで提供する。リモートコネクトは、社外のIT機器を、オフィスに設置したSS6000と直接接続し、在宅勤務などの際にオフィス内環境と同様に、SS6000がウイルス感染や情報漏えいから防ぐ。

 さらに、三井住友海上火災保険株式会社とのタイアップにより、PCがウイルスに感染した際の「PCウイルス駆除サービス」および「サイバー保険サービス」を全ラインアップに標準で付加する。

 PCウイルス駆除サービスは、PCのウイルス感染時に、リモートまたは現地訪問(離島を除く)でウイルス駆除をサポートする。

 サイバー保険サービスは、PCウイルス駆除サービスを実施してもウイルス駆除できないマルウエアに関連して発生した事故を補償する。主な補償内容は、PCなどの再インストール復旧費用、データ復旧費用、買い替えによる復旧費用。三井住友海上火災保険との協業により、サービスは自動付帯となり、SS6000を購入するだけで完結する。

 製品の価格(税別)は、同時接続PC推奨数15台の「SS6000Std」が75万3000円、エンドポイントセキュリティが付属する「SS6000Std(α)」が102万6000円。同時接続PC推奨数60台の「SS6000Pro」が99万3000円、エンドポイントセキュリティが付属する「SS6000Pro(α)」が137万6000円。