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竹中工務店、クラウド名刺管理サービス「Sansan」を役員と営業部門に導入

人脈情報を共有する文化の定着を推進し、営業力を強化

 Sansan株式会社は7日、株式会社竹中工務店が、クラウド名刺管理サービス「Sansan」を採用したと発表した。同社では役員および営業部門内全体に導入し、本格運用を開始している。

 竹中工務店では、建築事業、および“まちづくり”にかかわるデータ蓄積・活用基盤として、デジタルプラットフォームのクラウド環境への構築を進めている。その中で、役員や営業部門など、社内で保有する各業界トップクラスの企業との人脈情報について、名刺のデータ化と共有を推進していたが、従来は名刺管理が社員一人ひとりに委ねられており、人脈情報の可視化に対するニーズが高まっていたとのこと。また、そのデータ化の精度にも課題を抱えていたという。

 そこで今回、Sansanを導入して簡単かつ正確に名刺をデータ化し、名刺のデジタル管理と名刺情報の検索ができる環境を整えた。所属や役職の隔たりなく、人脈情報を見える化することによって、地域事業部間の連携強化・コミュニケーションが活性化され、顧客との新たな関係構築とビジネスチャンスの獲得へとつながることが期待されている。

 さらに役員や営業担当者は、いつでもどこでもPCやスマートフォンから名刺情報を確認できるようになったほか、データ化した名刺情報に関連する人事異動情報や企業に関するニュースが自動で通知されるため、常に最新の顧客情報を把握し、顧客の変化をいち早くとらえた営業活動が可能になるとしている。