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富士通、自営無線システム導入時のエッジ/クラウド間連携を支援するソリューション

 富士通株式会社は21日、ローカル5Gなどを実現するためのサービス「プライベートワイヤレスマネージドサービス」のラインアップに、エッジシステムとクラウドの連携を実現する「エッジ&クラウド データコレクションモデル」を追加し、同実より提供開始すると発表した。

 「プライベートワイヤレスマネージドサービス」は、ローカル5Gなどの無線環境において、PoC(Proof of Concept)を行う際の要件定義、設計構築、検証実施の支援などを実施するほか、基地局システムの免許申請支援や電波測定、設計・構築、運用までのプロセスを、ワイヤレス技術の専門技術者によりワンストップで提供するサービス。

 今回、そのラインアップに追加された「エッジ&クラウド データコレクションモデル」は、現場のデバイスやセンサーから取得したデータを、エッジシステム経由でクラウドサービスへアップロードするための連携機能をあらかじめテンプレート化して提供するもの。これにより、利用企業の手間を削減しつつ、短期間で、利用するクラウドの設定やエッジサーバーの構築・運用を行えるとのこと。

 またPaaSを活用することにより、短期間で拡張性の高いエッジシステムを実現できる点も特徴で、データの可視化やAI分析、リモートアクセスなど、さまざまなアプリケーション活用に貢献するとしている。