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OSKのアパレル向け販売・在庫管理システム「SMILE V ApaRevo」、倉庫管理システムなどとの連携機能を提供

 株式会社OSKは16日、基幹業務システム「SMILE V 販売」をベースとしたアパレル業向け販売・在庫管理システム「SMILE V ApaRevo」において、2つのオプション製品を追加した新版を販売開始すると発表した。

 SMILE V ApaRevoは、アパレル業界特有の業務をサポートする販売・在庫管理システム。これまでも、色・サイズ別管理やマルチチャネル販売への対応といった機能を提供してきたが、今回は新業態に参入するアパレル企業から寄せられた要望に応え、2つのオプションをリリースする。

 1つ目は、WMS(Warehouse Management System)との連携を行える「ロジザードZERO連携オプション」。ECとアパレル業に強いクラウド型倉庫管理システム「ロジザードZERO」と連携することにより、入荷/出荷データを双方のシステムで利用可能になるため、物流業務を円滑に進められるという。

 2つ目の「ロットトレースオプション」では、商品の入出庫時にロットNo.を入力しておくことで、仕入れ先からの欠陥報告時や得意先からのクレーム時に、ロットNo.からトレースを行えるようになる。また、ロットごとに有効期限を設定することにより、売上処理入力時に、有効期限が近い商品や有効期限切れの商品に対して警告を表示できるとのこと。

 このほか今回の新版では、クラウドPOSレジの「スマレジ」、複数のネットショップ・ECを一元管理できる「ネクストエンジン」との連携機能も強化されており、企業ごとに異なる運用に合わせた使い方をサポートするとした。

 価格(税込)は、SMILE V ApaRevoが110万円から、ロジザードZERO連携オプションが88万円から、ロットトレースオプションが55万円から。なおSMILE V ApaRevoの利用には、別途、SMILE V 販売と商品内訳管理オプションの導入が必要となる。またロジザードZERO連携オプションを利用するためには、ロジザードZEROの契約が必須だ。

ロジザードZEROとの連携イメージ