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アスク、取り扱いソフトをクラウドサービスとして利用できる「GPUクラウドサービス(仮称)」を提供へ

NVIDIA OmniverseやNVIDIA CloudXRなどを2022年1月より順次利用可能に

 株式会社アスクは15日、同社が取り扱うソフトウェアをクラウドサービスとして利用できる「GPUクラウドサービス(仮称)」を、2022年1月より順次提供開始すると発表した。

 「GPUクラウドサービス(仮称)」は、GPUを8枚搭載した複数のNVIDIA EGXサーバー環境をアスクのデータセンターに構築し、同社が取り扱うソフトウェア製品をクラウドサービスとして利用可能にするソリューション。最初のメニューとしては、NVIDIAの仮想コラボレーションおよびリアルタイムシミュレーションのためのプラットフォーム「NVIDIA Omniverse」、ならびにAR/VRコンテンツのストリーミングソリューション「NVIDIA CloudXR」の提供を予定しているという。

 また今後は、アスクが取り扱っている「配信」「レンダリング」といったカテゴリーのソフトウェアも順次メニュー化していく予定。さらに、物理MLモデルを開発するためのフレームワーク「NVIDIA Modulus(旧SimNet)」や、GPUの持つパワーを最大限に活用したCAE/CFDのシミュレーション機能などの追加を計画しているとのこと。

 料金は、利用するGPUの枚数に応じた課金となり、利用する人数、実行するジョブの規模に応じて最適な構成を選択できるとした。なおアスクでは、「GPUクラウドサービス(仮称)」の使い勝手を確認してもらうために、期間限定でフリートライアルを提供することも計画している。