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オープンテキスト、中小企業/MSP向けのMDRソリューションを発表

 カナダOpenText(以下、オープンテキスト)グループのウェブルート株式会社は7日、中小企業(SMB)とマネージドサービスプロバイダー(MSP)の独自要件を実現できるように設計された、2つのMDRサービス「Webroot MDR powered by Blackpoint Cyber」「OpenText MDR」を新たに発表した。

 両サービスは、ウェブルートのエンドポイント保護「Webroot Endpoint Protection」による状況に基づいた情報を活用することで、ユーザー、ネットワーク、デバイス、データを狙う侵入経路をプロアクティブに監視し、攻撃を軽減する。

 また、オープンテキストのBrightCloud Threat Intelligenceプラットフォームには、ランサムウェアなどの新たな標的型攻撃を検出できるよう、2億8500万台のセンサーから収集した知識と、リアルタイムのマルチポイント脅威検出による脅威インテリジェンス履歴が組み込まれいる。各製品には、24時間365日のプロアクティブな監視とともに、セキュリティインフラの修復対応に精通したスタッフも配置されており、変化し続ける脅威環境からSMBやMSPを確実に保護するとしている。

 Webroot MDR powered by Blackpoint Cyberは、Blackpointのインシデント対応ソリューションとセキュリティオペレーションセンター(SOC)をベースとして、ネットワークの可視化、インサイダー脅威の監視、侵入後の横展開を検知するトラフィック分析などの機能が利用できる。

 OpenText MDRサービスは、規制やコンプライアンスを重視する顧客環境に適したテクノロジーと、脅威となる攻撃者の戦術、技術、手順を把握したセキュリティ担当者を組み合わせることで、リスクの迅速な特定と修復を実現する。

 現在、これらの製品は北米のユーザー向けに提供されており、日本を含め他の地域への提供時期については未定としている。