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NEC、音声通話・チャット・Web会議などのコミュニケーション機能を統合したクラウドサービス「UNIVERGE BLUE」
2021年11月8日 06:00
日本電気株式会社（以下、NEC）とNECプラットフォームズ株式会社は、オフィスコミュニケーションに必要な機能を統合したクラウドサービス「UNIVERGE BLUE」を、11月16日より国内で提供開始すると発表した。すでに2020年5月から北米・欧州・豪州などで順次提供を開始しており、すでに2万3000ユーザーが利用しているという。
UNIVERGE BLUEは、音声通話・チャット・Web会議・ファイル共有などオフィスコミュニケーションに必要な機能を統合したクラウドサービス。利用者のプレゼンス表示や音声通話、チャットが可能な「UNIVERGE BLUE CONNECT」、スクリーンシェアやレコーディング、会議メモ共有など効率的なWeb会議を実現する「UNIVERGE BLUE MEET」、利用者間のファイル共有やファイルバックアップを行える「UNIVERGE BLUE SHARE」といった3つのアプリケーションから構成されている。
これらのアプリケーションは継続的にアップデートされる予定で、利便性とセキュリティを両立しながら、PCやスマートフォンなどの端末を用いて、自宅、オフィス、外出先などさまざまな場所での効果的なコミュニケーションを図れるとした。
さらに今回は、日本市場への展開に向けて機能を強化しており、企業向けテレフォニー市場で実績を持つPBX・キーテレフォンシステムとのハイブリッド構成を可能にした。具体的には、オフィスのユニファイドコミュニケーション（UC）環境を実現するコミュニケーションサーバー「UNIVERGE SV9500CT」、「UNIVERGE Aspire WX」との連携に対応。チャットやWeb会議などのコラボレーション機能と、内線転送や保留など使い慣れたテレフォニー機能を連携でき、日本企業のオフィス環境に応じた多様な働き方の実現を支援するとしている。
UNIVERGE BLUEの価格は、1IDあたり月額1500円（税別）。
なおNECでは、長年にわたってさまざまなUC製品を提供してきた実績と、充実したサポート体制を持つことから、既存のUC製品とUNIVERGE BLUEをトータルでサポートし、企業が安心して導入・利用できる環境を実現するとアピールしており、今後5年間で、合計30万IDの提供を目標に営業活動を進めるとのこと。