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Splunk、クラウド移行などを進めるパートナー向けの新たなプログラム「Splunk Partnerverse Program」を開始
2021年10月26日 09:00
米Splunkは25日、パートナーネットワークをさらに強化するための新しいプログラム「Splunk Partnerverse Program」を発表した。Splunkは、このプログラムを通じて、パートナーの技術的知識や技能の拡大を図るとともに、新しいバッジシステムを通じたコアコンピテンシーの証明や、成功事例の共同展開を進めていくとしている。
Splunk Partnerverse Programでは、顧客へのSplunk導入と活用の促進に対して特典を用意し、さらに各パートナーのソリューションの独自性を打ち出せるマーケティングサポートも提供する。パートナーは、Splunk Partnerverse Programの新しいバッジシステムに参加することで、ニーズに合った知識と技能を持つパートナーを探している顧客に対し、パートナーとしての実力を証明できる各種バッジを取得できる。
これらのバッジには、クラウド移行サービス、ゼロトラストサービス、オブザーバビリティ、セキュリティ、マネージドサービス、システムインテグレーション、認定ラーニングなどが含まれる予定。パートナーは、段階的で分かりやすいイネーブルメントパスと認定を通じて、技術的知識と技能を拡大していくことができる。
新しいパートナーバッジシステムに含まれるクラウド移行サービスのコンピテンシーでは、プロフェッショナルサービスキットの利用と、Splunk Cloud導入時の顧客への設定支援が対象に含まれ、パートナーはプロフェッショナルサービスの実践スキルを強化できる。
Splunkのアクティブパートナーは、25日から新しいパートナープログラムフレームワークと、3種類の初期バッジ(クラウド移行、ゼロトラストサービス、認定ラーニングエクセレンス)にアクセスできる。2022年2月には、Splunk Partnerverse Programの対象を拡大し、数千のディストリビューター、グローバルシステムインテグレーター、サービスプロバイダー、OEM、技術提携パートナー、Value-added リセラーも参加可能になる予定。
また、プログラムでは、顧客が適切なパートナーとサービスを特定できるようにすることも重視しているとして、パートナーの能力とイノベーションを広く紹介する新しいパートナーソリューションカタログの提供を予定すると説明。このパートナーソリューションカタログにより、新規の顧客も既存の顧客もソリューションを新たに発見でき、パートナー側は、Splunkベースのソリューションのポートフォリオを公開することで、より多くの顧客層にリーチできるとしている。
さらに、Splunk Partnerverse Programでは、世界中の顧客が迅速にクラウドに移行できるよう、Amazon Web Services(AWS)やGoogle Cloudなど、クラウドプロバイダーとの連携機会を増やしたり、SAPやIntelをはじめとするパートナーと協力して、クラウドベースのデータイノベーションやセキュリティソリューションを拡張できると説明。Splunkでは、Accenture Splunk Business Groupの創設により、Accentureとのパートナーシップを強化したことも発表している。