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SCSK、クラウドVDIサービス「Azure Virtual Desktop」の導入・運用サービスを提供

 SCSK株式会社は、マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォームの仮想デスクトップ環境「Azure Virtual Desktop(以下、AVD)」の導入・運用に向けた技術支援サービスを、10月1日から提供開始した。

 AVDは、マイクロソフトがDaaS(Desktop as a Service)製品として2019年11月に正式リリースした、仮想マシン上のWindowsデスクトップ環境を利用できるクラウド型VDIサービス。2021年6月に、旧称のWindows Virtual Desktopから名称変更されている。

 世界中のMicrosoft Azure(以下、Azure)リージョンに対応し、Azureサービスの実稼働に応じた課金となり、Microsoft Teamsなどのマイクロソフト製品との親和性が高いほか、Windows 10のマルチセッション対応といった特徴を持つ。

 SCSKでは、AVDの検証環境と技術支援を提供する「Azure Virtual Desktop向け検証支援サービス」、導入の技術支援を行う「Azure Virtual Desktop向け構築支援サービス」の提供を開始した。

 また、マスタ展開運用サービスや、パッチ、FU配信サービス、セキュリティ強化サービス、管理ログ蓄積、セキュリティ診断、監視サービスなどを提供する「Azure Virtual Desktop向け運用サービス」を2022年1月に開始を予定。さらに、検証支援、構築支援、運用サービスをトータルで提供する「Azure Virtual Desktop向けマネージドサービス」を、2022年4月に開始予定としている。

 SCSKでは、サービス開始に先行して、住友商事株式会社に対して、2021年8月からAVDの提供を開始。今後は、3年で100社への導入を目指すとしている。