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BSIグループとイエラエセキュリティ、デジタルフォレンジック分野での協業によりセキュリティ支援ソリューションを提供

 BSIグループジャパン株式会社(以下、BSIジャパン)と、BSI Professional Services Japan 株式会社(以下、BSI PSJ)、株式会社イエラエセキュリティは6日、デジタルフォレンジック分野において、戦略的協業を開始すると発表した。

 デジタルフォレンジックとは、セキュリティインシデントの原因究明手段として、コンピューターやネットワーク機器などの電子機器に残る記録を収集・分析し、その法的な証拠性を明らかにする手段や技術の総称。

 協業により、BSIグループとイエラエセキュリティは、サイバーセキュリティインシデント発生を防止、抑止するためのセキュリティ対策強化を支援するとともに、インシデント発生後の原因分析と早期改善へのアクションを支援し、インシデントの発生防止から発生後の対策までのセキュリティ強化を一貫して支援する、セキュリティ支援ソリューションを提供する。

 BSIジャパンは、認証機関としてISMS(ISO/IEC 27001)やPCI DSSなどのセキュリティに強く関連する、認証への審査実績があり、BSI PSJはPCI DSSに代表されるペイメントカード領域を中心としたセキュリティ強化支援コンサルティングや、診断・テスト支援サービスで培った知見を有している。イエラエセキュリティは、デジタルフォレンジック分野をはじめとした、サイバーセキュリティにおける高度な技術力を備える。

 協業では、こうした各社の強みを最大限に生かし、企業のサーバーセキュリティ強化を支援する活動を推進することで、多くの企業がサイバー攻撃の脅威への適切な対策を講じられるようになることを目指すとしている。