ニュース

イエラエセキュリティ、企業のセキュリティ対策を支援する「クラウドセキュリティ・アドバイザリー」サービスを提供

 株式会社イエラエセキュリティは11日、「クラウドセキュリティ・アドバイザリー」サービスを1月より提供開始したと発表した。

 イエラエセキュリティでは、クラウドサービスの不適切な設定に起因する不正アクセスや情報漏えいなどを防止するために、クラウド環境の診断サービスを提供してきた。今回提供するクラウドセキュリティ・アドバイザリーサービスは、クラウド診断などによって明らかになった、クラウドセキュリティの課題対処を支援するサービスで、クラウド診断やクラウド開発の経験を持つセキュリティ技術者が、現場ですぐに活用できるアドバイスを提供するという。

 また、クラウドに関するプロジェクトの要件定義や仕様設計の段階で、セキュリティの問題がないかどうかをレビューすることも可能で、サービスの設計から開発・テスト・運用までの段階において、クラウドセキュリティの技術的なアドバイザリーとして、企業のクラウド環境を支援できるとのこと。

 またオンプレミス環境からクラウド環境への移行支援にも対応でき、オンプレミスで実現されていたセキュリティ基準や運用ルール等のカスタマイズ、クラウドならではの新たな対策やルールの検討などを行えるとしている。

 対象は、現状ではAmazon Web Services(AWS)とSalesforce上に構築されたクラウド環境で、今後も順次追加していく予定。