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シュナイダーエレクトリック、マイクロデータセンターに適した物理セキュリティ・環境監視を提供する「APC NetBotz 750シリーズ」
2021年10月1日 07:15
シュナイダーエレクトリックは、マイクロデータセンターの物理セキュリティ・環境監視に適したソリューション「APC NetBotz750シリーズ」を10月14日に発売すると発表した。
NetBotzは、セキュリティ、環境監視、監視カメラ、サーバーラック電子制御などを統合した、ITファシリティにおける物理セキュリティ・環境監視のためのトータルソリューション。温湿度・漏水・煙・火災、人的アクセスによる盗難など、あらゆる物理的脅威に関するデータを取得・モニタリングし、リスク予兆をメールなどで管理者に通知する。
従来のデータセンターのみならず、小売店舗やオフィスなど、エッジ拠点にサーバーやネットワーク機器が必要とされる環境においても、ITファシリティ管理担当者が現場に常駐できず監視の目が行き届かないリスク、温湿度などの環境変化の見落としを排除し、遠隔モニタリングや求められる自動化を実現する。
Webユーザー画面からアラート通知などの設定が簡単に行えるほか、クラウドベースのDCIMプラットフォーム「EcoStruxure IT」にも対応しており、複数台のNetBotz監視ユニットをリモート環境から一元的に管理・監視できる。
新たに発売するNetBotz Rack Monitor 750は、ラック搭載型のモデルで、1Uラックスペースに、さまざまなセンサーやラックドアアクセス、カメラの機能を凝縮したオールインワンモデル。データセンターやサーバールームなど従来のIT環境での使用に加え、スペースに制約のあるマイクロデータセンターにも搭載できる。また、エッジコンピューティングにおいても、効率的な物理セキュリティ・環境監視により、ダウンタイムリスクの軽減に貢献する。
さらに、2020年11月に発売した「NetBotz Room Monitor 755(NBWL0755)」に、PoEインジェクターを同梱したキットモデル「NetBotz Room Monitor 755 with 120/240V PoE Injector(NBWL0756)」も、10月14日に提供を開始する。同製品は、LANケーブルを使用して電源供給が可能となり、設置場所に電源環境がない場合においても柔軟に設置できる。