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AI契約管理システム「LegalForceキャビネ」、ユーザーの一括登録に対応

 株式会社LegalForceは21日、AI契約管理システム「LegalForceキャビネ」において、利用ユーザーを一括で1000名までアップロードできる「ユーザー一括追加機能」を追加したと発表した。

 LegalForceキャビネは、契約書管理を効率化するための「AI契約書管理システム」。同社がAI契約審査プラットフォーム「LegalForce」で培った自然言語処理技術と機械学習技術を活用しており、契約書をアップロードするだけで、自動で文字起こし、タイトルや契約締結日・当事者名、契約開始・終了日などの抽出を行って、検索可能なデータベースに組み上げ、契約書の一元管理を実現すると同時に契約リスクを制御可能にしてくれるという。

 この「LegalForceキャビネ」では、従来、ユーザーを追加する際は、氏名やメールアドレス、管理権限などの必要事項を一人ひとり入力する必要があったが、今回はユーザーの一括登録に対応した。具体的には、CSVファイルにユーザー名、メールアドレス、管理権限といった必須事項と、契約書閲覧権限の付与、共有する契約書グループを入力してアップロードすることにより、細かな設定も含めて一度で完了できるようになったという。また、追加されたユーザーには利用案内メールが届くとのこと。

 LegalForceでは、「LegalForceキャビネ」にあたって、管理者が閲覧できる契約書をユーザーごとに制限する必要があるが、一括追加機能を利用する場合、ユーザーごとの契約書グループの共有設定を都度登録する手間がなくなり、内部統制と効率的な契約管理が両立可能となると、メリットを説明している。