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NTTドコモ、Webサイトのアクセス制御機能を備える5G対応の法人向けISPサービス「ビジネスアクセスマネージャー」

 株式会社NTTドコモは1日、NTTドコモの5Gなどを通じてインターネットにアクセスした際に、カテゴリーやURLごとにアクセス制御可能なISPサービス「ビジネスアクセスマネージャー」を、接続サービス「ビジネスmoperaインターネット」の後継サービスとして、法人向けに提供開始した。

 ビジネスアクセスマネージャーは、NTTドコモの「ギガプラン」を契約中の法人が、LTEや5G、ドコモビジネスWi-Fiを利用の際に、セキュリティ方針に合わせたインターネットサイトのアクセス制御を可能にするサービス。

 サイトの制限方式については、NTTドコモがあらかじめ用意したサイトカテゴリーの組み合わせから選ぶだけの「カテゴリー制限方式」と、URLを個別に指定してアクセスの許可や禁止を設定する「アクセス先指定方式」を提供。各企業のセキュリティ方針に合わせて、従業員によるインターネットサイトへのアクセスを管理サイトから簡単に制御できる。

 カテゴリー制限方式では、Webサイトを「ギャンブル」「アダルト」「ウイルスサイト」などのカテゴリー別に分類し、各カテゴリーの閲覧可否を3段階のレベルで規定しており、カテゴリーごとにレベルを選択するだけで、各レベルで許可されたインターネットサイトのみ閲覧できる。さらに、顧客の要望に合わせて、Webサイトの許可リスト・禁止リストを追加で設定できる。

 サービスの利用にあたって、端末ごとの初期設定は不要で、サービスの導入や運用における顧客の負担を軽減する。また、「ビジネスmoperaインターネット」を利用中の顧客は、契約変更の手続きをするだけで、アクセス制御の設定内容が引き継がれるため、スムーズに移行できる。

 サービスの利用料金は月額330円(税込)となるが、料金はギガプランに含まれるため、追加料金を支払うことなく利用できる。