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インテック、開発案件と技術要員の自動マッチングアプリ「i_soda」マーケティング試行参加企業を募集

 株式会社インテックは23日、開発案件と技術要員のマッチングアプリ「i_soda(アイソーダ)」を開発し、運用を開始したと発表した。

 i_sodaは、システム開発の要員募集をしている企業(以下、要員募集企業)が案件を登録することで、技術要員を提供している企業(以下、要員提案企業)と簡単にマッチングできるスマートフォンアプリ。要員提案企業が要員情報を登録することで、自動的に掲載されている要員募集情報とマッチングが行われるため、要員提案業務の効率化を実現する。

 i_sodaは現在、インテックが利用承諾したビジネスパートナー企業のみが利用可能で、利用開始には別途手続きが必要となる。

 要員提案業務では、1つの案件につき、要員募集企業の担当者と都度メールや電話で連絡を取り合うため、手間がかかるかかることや、複数ある要員提案情報について、合致する要員を探すまでに時間がかかるといった課題があった。これらの課題を解決するため、インテックでは開発案件と技術要員をマッチングできるスマホアプリとしてi_sodaを開発した。

 i_sodaは、Webアプリよりも動作が軽く、機能性に優れたネイティブアプリのユーザーインターフェイスにより、簡単に登録が可能。要員登録後に、要員募集中の開発案件と自動でマッチングを行い、対象の要員に対して、登録された案件がマッチングスコアの高い順に表示される。要員の登録内容は随時見直すことも可能で、編集のたびにマッチング情報が更新される。これにより、自分でマッチした案件を探す必要がなくなる。

 マッチする案件情報の確認後に、案件担当者との連絡がワンタップで可能。連絡頻度の高い相手は、お得意さま登録機能により、一覧から素早く連絡できる。登録した要員の一覧管理も可能で、要員リストは開始時期順に表示される。また、提案完了後はグレーアウトされ、一目で状況を確認できる。

 インテックでは、まずはマーケティング試行として、インテックの開発案件を掲載し、2021年9月末(予定)まで要員提案企業を募集し、アプリの使用感や開発案件と技術要員のマッチング度の評価などを行う。

 i_sodaの価格(要員提案企業向け)は、初期費用は無料。月額利用料はマーケティング試行後に決定する。

 今後はマーケティング試行をもとに、アプリをより使いやすくするための改善を行い、インテック以外の要員募集企業への本格展開に進めていく。さらに、データ分析によるAIマッチングモデルの構築(マッチング精度の高度化)や、PCでも使用可能なWeb版の対応など、i_sodaの機能拡充を予定する。

「i_soda」を導入した業務フローイメージ