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日立、サーバー「HA8000Vシリーズ」新モデルとサーバー安定稼働支援サービスを販売
2021年8月11日 06:00
株式会社日立製作所（以下、日立）は6日、日立アドバンストサーバー「HA8000Vシリーズ」の新モデルとして、「HA8000V/DL380 Gen10 Plus」と「HA8000V/DL360 Gen10 Plus」を販売開始した。
HA8000V/DL380 Gen10 PlusとHA8000V/DL360 Gen10 Plusは、インテルの第3世代Xeonスケーラブルプロセッサーを搭載する2ソケットサーバー。従来モデルと比べ、1プロセッサーあたりの最大コア数が1.4倍の40コア、最大メモリ容量が1.3倍の8TB、最大メモリ帯域幅が1.1倍の3200MT/sに向上した。これにより、機械学習やディープラーニングなど、高い処理能力が求められるデータ利活用業務においても、高い処理性能を発揮する。
PCI Express Gen 4対応や、NVMe SSD搭載台数を従来モデルと比べ1.7倍の34台へ増強したことで、HCIなどの仮想化環境におけるI/O性能も向上し、事業成長に伴うシステム拡張にも柔軟に対応できる。
また、日立では、サーバーの安定稼働と管理の省力化を支援する「ハードウェア安定稼働支援サービス」を、8月27日から販売する。
安定稼働支援サービスでは、サーバーログからファームウェアバージョンなどの情報を取得し、専用サイトに登録することで、顧客の機器情報を可視化する。登録情報を元に、更新作業など安定稼働に必要な対応を日立が判断し、毎月顧客に提示するとともに、日立の保守員が定期的にファームウェアの更新作業や機器の簡易点検を行う。これにより、バージョン情報確認や更新作業にかかる時間を削減しながら、業務の安定稼働を実現できる。
安定稼働支援サービスは、顧客が利用中のサーバーを含む、すべてのHA8000Vシリーズで利用できる。