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NTT東日本とIPAの「シン・テレワークシステム」、MacやChromebookからの接続を可能にするHTML5版

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は5日、シンクライアント型VPNを活用した「シン・テレワークシステム」において、Webブラウザからの接続可能とする「HTML5版」を提供すると発表した。また、無償で利用可能な実証実験期間を2022年3月31日まで延長する。

 シン・テレワークシステムは、シンクライアント型VPNを活用し、ユーザー登録不要かつ無償で利用できるテレワーク支援サービス。オフィス内の自席PCに導入することにより、自宅などのテレワーク環境から簡単にリモートアクセスし、自席PCを遠隔から操作できるようにする。

 今回は、「自宅のMacやChromebook等から利用したい」といった要望を実現するために、Webブラウザからの接続可能とするHTML5版を新たに提供する。このHTML5版を用いると、自宅側端末には一切アプリケーションをインストールすることなく、職場PCを操作可能になるとのこと。

 また、利用中の多くのユーザーからの要望を受け、2021年10月31日までとしていた実証実験期間を2022年3月31日まで延長する。終了する場合は、終了の6カ月前までに通知するとのこと。

Chromebook画面キャプチャ