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日立ソリューションズ、ニューノーマル時代のオフィススペース管理サービス「Condeco」を販売

 株式会社日立ソリューションズは、英Condeco Groupと国内初の販売代理店契約を締結し、ニューノーマルに対応したオフィススペース管理サービス「Condeco(コンデコ)」を8月3日から販売開始すると発表した。価格はオープン。

 Condecoは、ニューノーマルにおける、オフィススペースの最適な運用・管理を支援するクラウドサービス。座席や会議室だけでなく、駐車場やロッカーといった設備についても予約を行えるほか、出社率の可視化、オフィス使用コストの分析といった機能を備えている。言語は、日本語を含む7カ国語に対応した。

Condecoの利用イメージ

 オフィス管理者は、予約可能な座席数と配置をあらかじめ設定することで、出社率をコントロールし、オフィスに出社した社員の密を避けることが可能。また、座席や会議室の利用実績に応じた料金確認や、設備の稼働状況の分析結果を基にコミュニケーションスペースを設置するといったオフィス利活用を支援できるという。

 さらに、サービスが持つAPIを利用すると、外部システムと簡単に連携でき、例えば勤怠管理システムと連携して、Condecoから得られるチェックイン/チェックアウト情報を出退勤時刻として登録すれば、客観的なエビデンスに基づく労働時間管理を行えるとしている。

 日立ソリューションズでは、同サービスを、ビルや施設などの設備の効率化によって、スマートビルディングを実現するソリューションのラインアップに追加。設備の有効利用やオフィススペースの最適化、ソーシャルディスタンスへの取り組みの推進といった、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するとのことだ。