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クロスポイントソリューション、「F-Secure Elements EDR」の運用担当者向けに基礎トレーニングを提供

 株式会社クロスポイントソリューション(CP-SOL)と、グループ企業である株式会社クロスポイントセキュリティジム(以下、CP-SG)は20日、フィンランドF-Secureと協業し、同社のEDRシステム「F-Secure Elements Endpoint Detection and Response(EDR)」を運用する企業のシステム担当者向けの基礎トレーニングを、国内で提供開始すると発表した。

 現在、高度化するサイバー攻撃から企業を守るために、従来の境界による防御だけではなく、マルウェア感染や攻撃などが発生した場合にそれを迅速に検知し、影響範囲の特定や感染拡大の防止などの対処を実行するEDRの導入を検討する企業が増えている。しかし、独自のセキュリティ専任部門を設置できる企業は限られているほか、導入当初のEDRを自社のシステム担当者が運用するためには、正確にリスクを判定するための事前トレーニングが必要になるという。

 そこでエフセキュア認定パートナーであるCP-SGは、今回、EDR運用担当者向けに、同社のノウハウを生かしたトレーニングを提供する。具体的には、サイバーセキュリティにまつわる用語の解説、ハッカーの視点から見たサイバーセキュリティの考え方など、基礎的な座学をはじめ、EDR管理コンソールの使い方や、アラート通知からインシデント対応・分析の方法などを、ハンズオンを含めて学習するとのこと。

 また、疑似環境でのサイバー攻撃シミュレーションを実際に体験するシナリオトレーニングなども提供され、検知のみならず、インシデント対応を実践的に身につけられるよう支援するとしている。