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クロスポイントセキュリティジム、開発者向けの「セキュア開発」トレーニングプログラムを販売開始

 株式会社クロスポイントセキュリティジム(以下、CP-SG)は20日、 アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)からのトレーニング開催支援および販売協業を基に、新たなセキュリティトレーニングプログラムとして「セキュア開発」の提供を開始した。

 「セキュア開発」トレーニングは、株式会社サイバージムジャパンのCYBERGYMトレーニングをベースとした、開発者向けのセキュリティートレーニング。受講者は、システム開発「開始」の段階から、「廃棄」の段階までのシステム工程ごとの対策要点を学ぶことで、 システム開発全般での効果的、効率的なセキュリティ対策を実施できるようになる。

 脆弱性のある演習サイトへのクロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃や、クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)などの攻撃を受講者各自で実施し、結果を体験できる。その後、プログラムコード上の脆弱性ポイントについて確認し、脆弱性対応についても学び、脆弱性を突いた攻撃を体験することで、その攻撃の仕組みや脆弱性ポイントについてリアルに学ぶことができる。

 サービスリリース直前での脆弱性診断や、ペネトレーションテストにおいて発覚したセキュリティ問題への対応は、開発段階への手戻りとなることもあり、リリースの延期や予算の超過を引き起こすなど大きなダメージとなる。トレーニングでは、こうした手戻りなどの発生を最小限にするために重要となる、システム開発の各工程での確実なセキュリティ対策を学ぶことができる。

 トレーニング日程は2日間。提供価格は1人あたり30万円(税別)。