ニュース

SAPジャパン、クラウド型研修管理システム「SAP Litmos Training」を提供開始

 SAPジャパン株式会社は9日、数日間で稼働が可能なクラウド型研修管理システム「SAP Litmos Training」の提供を開始した。

 SAPでは、統合タレントマネジメントシステム「SAP SuccessFactors」の一部として、企業全体の研修を一元的に管理する統合学習管理システム「SAP SuccessFactors Learning」を提供し、全社的な従業員のスキル開発やコンプライアンスリスクの軽減を支援している。

 一方で、ビジネス環境の変化が早まり、事業の多様化が加速する中、学習管理機能だけをより迅速に立ち上げ、ビジネス成果につなげたいというニーズや、リモートでのスタッフ教育を効果的・効率的に実行するための環境を即座に構築したいというニーズが高まっていると説明。こうしたニーズを満たすために最適化された製品として、SAP Litmos Trainingを提供する。

 SAP Litmos Trainingは、ニューノーマル下において、業種、職種、地域などにより異なる研修提供形態へのニーズに対応し、オフライン再生にも対応したモバイルアプリを提供。誰でも、どこでも、いつでも新しいスキルを習得することを可能にする。

 導入プロジェクトを必要とせず、数日間のクイックセットアップで、初期コストも低くすぐに利用できるため、ニーズの高い特定事業部など部門単位での利用にも適している。また、使いやすいコンテンツ作成機能により、新製品教育など独自の研修コンテンツの迅速な提供を可能にし、従業員パフォーマンスの最大化を支援する。

 さらに、使いやすいUIや、最先端のゲーミフィケーション機能により、従業員の学習意欲を最大化する。研修管理者は、あらかじめ定義された多彩なダッシュボードや、分析レポートにより、研修ROIを容易に把握し、研修プログラムとコンテンツのPDCAサイクルを効率的に回すことができる。

 SAPジャパンでは、サービスの展開にあたり、希望全社に2週間のトライアルを無料提供する。さらに、無料トライアルを利用した顧客に対して、2021年12月末までの契約に限り、期間限定特別価格として1ユーザーあたり月額150円(税別)でサービスを提供する。