GMOシステムコンサルティングとKYCコンサルティングが協業、企業間取引におけるリスク確認業務の効率化を支援

　GMOシステムコンサルティング株式会社とKYCコンサルティング株式会社は6日、ECサイト上での企業間取引におけるリスク確認業務（コンプライアンスチェック業務）の効率化に向け、協業を開始したと発表した。

　GMOシステムコンサルティングでは、業界業種問わず、多くの企業のオンラインストア構築や企業間取引において活用されているECパッケージ「GMOクラウドEC パッケージEC」を提供している。

　一方のKYCコンサルティングでは、700カ所以上の公知情報（新聞記事や風評、インターネット上のニュース記事やSNS情報など）を分析し、誰でも簡単に取引先企業等の取引リスク確認を行えるコンプライアンスチェックツール「Risk Analyze」を提供し、企業のコンプライアンスチェック業務を支援してきた。

　今回の協業は、新規取引先の増加に伴って、ECサイト運営者のリスク確認作業等の負荷が増大していることを受け、その負荷軽減を図るためのもので、GMOクラウドEC パッケージECでECサイトを運営する企業が、Risk AnalyzeをGMOクラウドEC パッケージEC上で利用できるようにする。

　これによって、従来は検索や申告制で確認していたコンプライアンスチェック業務の自動化や効率化を実現可能になるほか、GMOクラウドEC パッケージEC上にブラックリスト機能が付与され、ECサイト側での取引制限を可視化できるようになるとのこと。

　Risk Analyzeの利用料金は、処理件数が月間30件までのライトプランが月額1万円、同100件までのスタンダードプランが月額100件まで、それ以上の数量にも対応できるプロフェッショナルプランが個別見積もり。連携方法や連携内容によっては別途カスタマイズ費用がかかるとしている。